みなさんは、CGデザイナーという仕事をご存じですか?
CGデザイナーとは、CGを使って、映画やアニメ、ゲームなどの映像作品を作る人のことです。
リアルな風景や動物、キャラクターなどをコンピュータで作り出したり、特殊な効果を加えたりできるCGデザイナーは、見る人を感動に導くやりがいのある仕事です。
魅力的なCGデザイナーの仕事ですが、どんな仕事内容でどんなスキルが必要なのでしょうか?今回は、CGデザイナーの仕事内容や求められるスキルについてご紹介します。
アニメ・ゲーム制作やCGに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
CGデザイナーの主な仕事内容
CGデザイナーの仕事内容は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、モデリングという作業です。モデリングとは、コンピュータで3次元の形を作ることです。例えば、映画の中に登場するロボットや怪獣などを、コンピュータで立体的に作成するなどです。
2つ目に、アニメーションという作業があります。アニメーションとは、モデリングした形に動きを付けることです。例えば、ロボットが歩いたり走ったりするように、コンピュータで動きを設定する作業です。
求められるスキル
CGデザイナーになるには、以下の3つのスキルが必要です。
観察力
観察力とは、物事をよく見て理解する力のことです。
CGデザイナーは、現実の物や人を参考にして、コンピュータで作品を作ります。その際、自然な動きや細かい部分の再現率が重要となるため、細かい形や色、質感などを常によく観察するクセを付けておくとよいでしょう。
美的スキル
美的スキルとは、美しさやかっこよさを感じる力のことです。
制作に携わる上で、見る人に感動や興奮を与える作品を作ることが求められます。そのためには、色や形や配置などのバランスや調和を考える力が必要となります。
映画の中で登場するキャラクターの服装や髪型は、その人の性格や役割に合わせてデザインされ、背景や光の効果も雰囲気に合わせて調整されているのです。
作品を美しくかっこよく作るためには、美的スキルが求められるのです。
ヒアリングスキル
ヒアリングスキルとは、相手の話を聞いて理解する力のことです。
制作をするにあたり、自分ひとりで作品を作るのではなく、監督やプロデューサーなどの他の人と協力して作品は作られます。
周りの意見を作品に反映するために、相手の要望や意見を聞いて理解するヒアリングスキルが重要となります。
CGデザイナーを目指すには
今回は、CGデザイナーという職業についてお話ししました。
CGデザイナーになるには、観察力や美的スキル、ヒアリングスキルなどの能力が必要ですが、それだけではなく、CGの制作に必要なソフトウェアや技術も習得する必要があります。
そこで、映像制作の専門学校で学ぶことがおすすめです。専門学校では、CGの基礎から応用までを学ぶことができますし、実際の現場で活躍するプロの講師から指導を受けることもできます。
また、他の学生と一緒にチームで作品を作る機会も多くあるため、コミュニケーション能力や協調性を身につけるのにも役立ちます。
CGデザイナーになりたい方は、ぜひ専門学校で学んでみてください。